新規客獲得法

小さなお店の新聞折り込みチラシ

小さなお店が出すチラシには主に、新聞折込チラシ、ポスティングチラシ、街頭で配るチラシがあります。
今回は新聞折込チラシの特徴を分析し、どのように反応の取れるチラシを作るかを解説していきます。

テンシュ

こんにちは!
小さな飲食店を経営しながら売上が2倍になるブログを書いているテンシュです。

この記事を見ると、新聞折込チラシの特徴、ターゲット、メリット、合う業態などがわかります。

新聞の特徴

テンシュ

朝の通勤電車。
新聞を縦に折りたたんで読んでいる人の姿より、スマホ片手に眺めている人が圧倒的に増えましたね。

インターネットやスマホアプリのニュースなどの発展で、新聞が売れなくなっているというのはここ最近よく耳にします。

一般社団法人日本新聞協会の調査によると、新聞発行部数は、2000年が5,300万部。2010年は4,900万部、2020年が3,500万部(10万以下切り捨て)。
20年で1,800万部近く減っています。

更に、新聞各社も紙媒体の新聞からネットニュースへ年々力を入れてきているようです。

となると新聞折込チラシはもう時代遅れで効果が無いのでしょうか?

新聞購読者は減り続けている

新聞折込チラシのターゲット

次にどんな人が新聞を購読しているのかを調べてみました。

※総務省 主なメディアの利用時間と行為者率より

新聞を観る習慣がある年代は50代、60代。
40代位から少なくなっていき10代になるとほぼ観ていない状況です。

ということは新聞折込チラシのターゲットは50代、60代。
さらにはそのファミリーということになりますね。

新聞折込チラシのターゲットは50代、60代

新聞折込チラシのメリット

新聞折込チラシはポスティングや街頭配りのチラシと比べて何が良いのか。
そのメリットを上げてみます。

  • 一度に大量に発信できる
  • 地域、日にちを絞って発信できる
  • 新聞と一緒なので信用性がある
  • 強豪が少ない

一度に大量に発信でき、手元に届く確率が高い

ポスティングと新聞折込は1日に大量のチラシを発信できます。
量だけを観ればポスティングといえますが、ポスティングチラシは特に集合住宅の場合、ポストから取り出された瞬間にゴミ箱に捨てられる可能性が非常に高いです。

その点、新聞はポストから部屋まで確実に運ばれるため、中に挟まれているチラシもほぼ確実に部屋に届きます

地域、日にちを絞って発信できる

ポスティングチラシと新聞折込チラシは地域、日にちを絞って発信できます。
特に日にちを指定できることは、イベントなどの開催時はピンポイントで発信できるためメリットが大きいです。

新聞と一緒なので信用性がある

新聞折込チラシは新聞に入っているというだけで安心感があるのですが、新聞販売店のチェックが入るため、より信頼性の高い広告と認知されます。

強豪が少ない

新聞離れで新聞折込チラシを入れる会社は減っています。
さらにチラシ1枚作成するのには大変な労力が必要です。
そのため個人の飲食店や美容室がチラシを入れればライバルが少ないため目立つことができます。

新聞折込チラシは強豪が少ない

新聞折込チラシに合う業態

実際に新聞を取ってチラシを見てみると、スーパー、家電量販店、宅配、不動産、美容室、飲食店などの地域に密着した業種のチラシが多いです。
時に、花火大会やお祭りなどのイベントの告知。
鍵や水道修理などの緊急性のある業種などのチラシも入っています。
これらの業態は反応があるのでチラシを入れ続けていると思うので、新聞折込チラシに合っているといえます。

飲食店で宅配をやっているお店であれば、厚紙でコンパクトな宅配メニューは保管してくれる家庭があるので有効ではないでしょうか。

まとめ

新聞購読者の減少という状況は今後も続いていくと思われますが、新聞折込チラシの最大のメリットは強豪の少なさと言えます。
セール時やイベント開催時に大きな集客力が見込まれます。