とっておきの秘策

小さな1位を目指す、飲食店のランチェスター戦略

テンシュ

こんにちは!『飲食店売上2倍ブログ』のテンシュです。
今回は小さな飲食店のナンバーワン戦略(ランチェスター戦略)について解説します。

中華料理店オーナーの源さん

ランチェスター戦略???
難しそう・・・(汗)

小さな1位を目指す、ランチェスター戦略とは

ランチェスター戦略とは「小さな1位づくり戦略」のことを言います。
ライバルの多い飲食業界。
小さな飲食店が同業者、ファミレス、大手チェーン店に対抗する最強戦略です。

テンシュ

何でも良いです。
どんなに小さな分野でも良いです。
ナンバーワンを狙いましょう!


何かの分野で1位を取り、それを徹底的に広めていき、お客さんを呼び込む
これがランチェスター戦略です。

小さな1位のメリット

中華料理店オーナーの源さん

うちのお店の近辺、
ラーメン屋さん
たくさんあるんですよー

お店がある地域内で「居酒屋で1番」、「ラーメン屋で1番」、「イタリアンで1番」の人気を目指すのはなかなか難しいですよね。

しかし分野を絞ってみると1番人気は取りやすいです。
居酒屋の「マグロ刺しで1番」、「ラーメンの塩ラーメンで1番」、イタリアンの「明太子パスタで1番」など。
これであれば1番を狙いやすいです。

「マグロ刺し」だったらあのお店
「塩ラーメン」だったらあのお店
「明太子パスタ」だったらあのお店
このように商品からあなたのお店を連想させます。

テンシュ

大手企業もこのやり方をやっていますよ

例えば製薬会社。
売上であれば上位は、武田薬品、大塚HD、アステラス製薬、第一三共と続きます(2020年)。

しかし商品を細かい分野で見ると
目薬だったらロート製薬
貼り薬だったら久光製薬
ジェネリックだったら沢井製薬
と思い浮かぶと思います。

どの分野で1位を取るのかを考える

ソフトバンクは携帯事業に参入した時、NTTドコモに対抗するため「低価格路線」で攻め、次に「iPhoneの導入」など、小さな分野でシェアの獲得をしていき会社を大きくしていきました。

まずお店の業態を細分化し、小さくても1位になれる得意分野を見つける。
持てる力をそこに集中して広告やSNSなどで広めていく。
広め方はこちらでも紹介しています。

「どの分野で1位を取るのかを考える」ということが小さな飲食店オーナーさんにとって大切なことになります。

まとめ

ランチェスター戦略はお店のすべての販促活動の原点と言えます。
ナンバーワン商品の広告チラシ、看板、ポップ。
ここから始めるとお店のブランドを作りやすいです。