こんにちは!
日夜自分のお店の厨房に立ち仕事をしながら、早朝や深夜に飲食店仲間が役に立つ情報を発信しているテンシュです。
「1度来てくれたお客さんにまた来てもらいたい!」
飲食店の店主なら誰しもそう思いますよね。
源さん
うん。でも、「おいしかったよ!」と言って帰っていったのに、また来てくれないんだよね。
「おいしかったよ」とか「また、来るね」と言ってもらえたということは、店の味やサービスを気に入ってくれた証拠。
しかし、そのお客さんが再来店してくれない。
多くの飲食店オーナーが、「なぜだ?」と、悩むところです。
いろんな要因が考えられますが、その最大の原因は、お店を忘れられてしまったからなのです。
喜んで帰っていったお客さんを再び来店させるには、お店を思い出させなくてはなりません。
源さん
どうやって思い出させるの?
お客さんにお店を思い出させるには次のような方法があります。
■来店時にお渡しし、次回の来店を促す
・ポイントカード
・スタンプカード
・次回使える割引券配布
■来店時に、住所やメールアドレスなどの個人情報を取得して後日メッセージを送る
・会員、LINE、メルマガに登録してもらい後日メッセージを送る
・DMや感謝状を送る
この中で1番手軽にできるのが割引券とスタンプカードです。
今回の記事では飲食店のスタンプカードについて、「どんなものなのか?」、そして「どのように作るのか」を詳しくご紹介いたします。
Contents
飲食店のスタンプカードとは
スタンプカードとは来店回数や購入した金額によってお店側がスタンプを押し、決まった数のスタンプが集まるとプレゼントや割引などの特典が受けられる仕組みのカードです。
源さん
スタンプカードなんて、難しくて俺は作れないよー。
スタンプカードは記載する内容さえ知っていればすぐに作成できますよ。
飲食店スタンプカードの作成方法
スタンプカードの作成の流れは以下のとおりです。
- スタンプカードの記載内容を決める
- スタンプカードのデザインを考える
- 自分で作成するか他人に依頼するかを決める
- カードのサイズと紙の質を決める
参考:下のカードは、実際に僕のお店で使用しているスタンプカードです。
①スタンプカードに記載する内容
スタンプカードには以下の事項を記載します。
・店名
・住所
・電話番号
・営業日と営業時間
・特典-スタンプを貯めるとどんなサービスを受けられるのか
・有効期限-いつまでにスタンプをためればよいのか
・スタンプ数-何個スタンプを貯めると特典を得られるのか
スタンプカードが利用されるためには「お客さんが得られる特典」が肝。
特典の内容によって、スタンプカードが利用されるか、破棄されてしまうかが分かれますので、下の特典例を参考に考えてください。
特典例(スタンプが貯まると得られる特典)
・割引(金額または割引率):「お会計から200円割引」、「お支払いから30%OFF]
・特定商品やオプションの無料プレゼント:「塩ラーメン1杯プレゼント」、「トッピングチャシュー無料」
・スタンプカード限定メニュー:通常のメニューにない商品がスタンプカードを貯めると注文できる。または無料でいただける。
限定メニューは特別感があるのでお客さんのハートを掴みやすいです。
②スタンプカードのデザインを考える
記載する内容が決まったら、次はどんなデザインのカードにするかを考えます。
源さん
この辺からどうしたら良いのか、さらにわからないよ。
デザインはWordなどのパソコンソフトを使用して作成します。
Wordなどの文章作成ソフトを使い慣れている人はよいのですが、慣れてない方にはスタンプカードや名刺などを簡単に作れる専用ソフトがあります。
スタンプカード作成、オススメソフトはこれ!
ラベル屋さん
デザインがたくさんあり初心者でも扱いやすいソフト。
デザインができれば、紙もソフトが指定しているものを選ぶだけなので間違いも少ない。
スマホでもデザインが作れるCanvaもオススメ。
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③自分で作成するか他人に依頼するか
記載内容とデザインが決まったら自分で作成するのか、プロに依頼するのかを決めます。
プロのデザイナーに依頼するのも手ですが、自分でチャレンジすればスキルが身につき、今後役に立ちますよ。
■自分で作成する流れは、Wordやラベル屋さんでデザインを作り、自分で印刷する。
即効性がありますが、紙質や見た目がやや手作り感が出てしまうので、高級店は印刷会社に依頼したほうが良いと思います。
■印刷会社に依頼する。
印刷会社は自分の街の印刷会社でも良いですし、ネット印刷なら低価格で印刷できます。
ネット印刷会社
・プリントパック 業界最安値だが、やや専門知識が必要
・ラクスル 初心者向け デザインテンプレート有り
源さん
仕込みも、営業もあるし、なかなか時間が作れないんだよなー
得意な人に頼めば、コストはかかりますが、仕上がりも良く、時短にもMなります。
■プロに依頼する場合は、スタンプカードであればあまり高額の投資をする必要はないと思います。
ココナラで自分の考えたデザインと近いデザイナーを選び委託するのがコスト的にベストです。
ココナラとは幅広い分野で、個人のスキルを気軽に売り買いできる日本最大級のスキルマーケットです。
スタンプカード以外にも、飲食店で使えるサービスが多数あるので登録(無料)しておくのがおすすめ。
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④カードのサイズと紙の質
最後に、スタンプカードのサイズと紙の質です。
■サイズはお財布に入るサイズ。
名刺の大きさくらいが一般的です。
■紙の質は、財布から何度も出し入れするので厚いのがベスト。
ペラペラに薄いと見た目にも悪くなり、使うのが恥ずかしくなりますよね。
こんなアイデアもある!スタンプカード
ここまで、スタンプカードの作り方を見てきました。
どんなスタンプカードでも、結局は
・お客さんに利用してもらう
・財布の中に入れてもらう
ということが大切です。
1枚の小さなカードに、いろんなアイデアを入れると良いと思います。
こんなアイデアもあります!
参考にしてみて下さい。
アイデアその1 パスカードも兼ねたスタンプカード
スタンプカードを見せるだけで、トッピングやサイドメニューが無料になるカード。
例)
・定食屋さんの味噌汁無料カード
・ラーメン屋さんの味付けタマゴ無料カードなど
アイデアその2 有料スタンプカード
通常スタンプカードは無料で配布しますが、有料で販売するやり方。
高級店などにマッチします。
わざわざ買う、有料スタンプカードのメリットは
・次から来たい人しか買わない
・超常連さんが使ってくれる様になるのでプレミアム感が出る
・お金を出して購入したので捨てづらい
まとめ
簡単に作れて効果バツグンのスタンプカードの作り方をご紹介いたしました。
スタンプカードは特典が魅力的であることが最大のポイントです。
記載する内容が少ないですし、すぐにでも作成して配布できます。
パソコンスキルがある方はご自身で作成。
パソコンが苦手な方は得意な人に依頼しちゃいましょう。