飲食店経営

飲食店コスト削減|今すぐできるおすすめ節約術5選

飲食店経営者にとって売上を上げることと同じくらい重要なのが、コスト(支出)を抑えること
売上を上げる努力はしていても、コストを抑える努力をしているお店が少ないように思えます。

それは、コストの抑え方がわからないという理由や面倒くさいという理由もあるでしょう。

また、むやみにコストを削減してしまうと、メニューやサービスの質まで落とし、お客さんが減ってしまうという怖さもあると思います。

テンシュ

こんにちは!
飲食店オーナーさん向けに役立つ情報を発信しているテンシュです。

今回は、飲食店でかかるコスト(支出)を理解して、その削減方法を解説します。
ぜひ店舗運営の参考にしてください!

今すぐできる5つの節約術
  1. 電力会社の変更
  2. 電気代の節約
  3. 取引業者さんの見直し
  4. ネットバンクの口座を作る
  5. 税金対策

それではどこの部分をどう削減していけばよいのか詳しく解説いたします。

テンシュ

飲食店経営11年の経験と細かな調査からこの5つがオススメです!

電力会社の変更(固定費)

電気は電力自由化により、電力会社を選べるようになりました。
様々な企業が電力事業に参入し価格、サービスの競争が起きたおかげで電気代がだいぶ安くなりました。

電力会社を比較して契約するまでは時間を要しますが、恩恵が大きいので早めに着手したいところです。

さらに、今契約している電気の契約ワット数を下げることで電気代を安くすることもできます。

電気代の明細を良く調べてみて、最も利用している月の電気代が現在契約しているワット数よりも下回っているようであれば、契約ワット数を下げる、というやり方もおすすめです。

電気代の節約(変動費)

冷凍・冷蔵庫の設定温度を変える

飲食店の電気代の約40%が冷凍・冷蔵庫と言われています。

冷凍・冷蔵庫の節約は、設定温度を「強」から「中」に変えるだけで約10%の節電ができます。
庫内に温度計を入れて温度を入念に管理して、必要以上に冷えすぎている場合に設定を変えてみて下さい。

エアコンはつけっぱなしにする

エアコンの電力が1番消耗するのはスイッチをONにして動き出した時です。

こまめにON、OFFするより、1度つけたら閉店までつけっぱなしにしたほうが一般的には電気代が削減できます。

食洗機を回す回数を減らす

少ない水で食器を洗ってくれる食洗機は水道代の節約と、洗い物を担当する人件費を節約する上でとても重要な役割を担います。

しかしこの食洗機、お湯を温めるためにかなりの電力が必要になります。

暇な時間帯は食洗機の電源を落とし、ある程度洗い物がたまってからまとめて洗うというやり方で節約できます。

取引業者さんの見直し(固定費)

取引業者さんはお店に取って大切なパートナーです。
値段が安いから、高いからという理由だけで取引相手を変える事はあまりないと思いますが、明らかに高い場合は取引先の変更は致し方ありません。

今取引している業者さんを替えるまではしなくても、取引内容や取引の量を減らすことでコスト削減できる場合があります。

ゴミ回収の日を減らす

契約内容にもよりますが、週6日のゴミ回収を5日や4日に減らすことでゴミ回収費を削減できる場合があります。
これに関しては取引先との契約を良く確認して下さい。

クリーニングの量を減らす

・スタッフのユニホームを各自自宅で洗ってもらう。
・布おしぼりから紙おしぼりに替える

ネットバンクの口座を作る(変動費)

みずほや三菱UFJ銀行のような一般の銀行に比べてネットバンクは手数料がかなり安く済みます。

さらに、業者さんへの振込も自宅やオフィスでできるので、わざわざ銀行に出向く手間がなく時間が短縮されます。経営者にとって時間は大変貴重なのでネットバンクをメインに使っていくのがおすすめです。

税金対策(変動費)

飲食店の税金対策として、所得税対策があります。

ポイントは控除をうまく利用すること。
控除には医療費控除、社会保険料控除、生命保険料控除などたくさんあります。

控除の他に小規模企業共済や国民年金基金に加入することも税金対策になります。
こちらの記事で詳しく書いてます。

まとめ

売上を上げるには多くの労力が必要ですが、コスト削減は知ってさえいれば簡単にできることが多いです。
日々の営業で得られる利益も支出を減らして浮いたコストも同じお金です。
できることからチャレンジして下さい。